
みなさんこんにちは、パパスキーヤーのYUMARO(ゆうまろ)です。
まだまだ滑れるスキー場もあるものの、GWを過ぎて、シーズンオフに入られた方も多いと思います。
みなさん、オフシーズンの間、スキー板ってどのようにしまっていますか???
使い終わった板をそのまま物置につっこんだりしていませんか???
ちゃんと手入れをしてあげないと、翌シーズンインに板を取り出したときに、エッジがサビてまっくろ、ソール(板の裏面)が酸化してまっしろ…っていう悲惨な状態になってしまい、せっかくマイスキーを買っても台無しです。
そうならないように、オフシーズンのスキー板のしまい方について書いていこうと思います!!
水洗いで硫安を洗い流す

スキー場では、雪を固めるために硫酸アンモニウム(略して「硫安(りゅうあん)」)という薬品が使われています。雪に溶けてしまうと目には見えませんが、板にはたくさん付着してしまっております。
そして、こいつをほっておくと、エッジがめちゃくちゃ錆びます。翌シーズンまで放置してしまったら、大変なことになるでしょう。。。
幸い、硫安は、水で流せばとれますので、流水でよーく洗い流しましょう。
滑走面の汚れを落とす

水で洗い流した後は、滑走面から処理して行きます。
と、その前に、効率的に作業するには板を固定する台が必要です。ただ、板を固定する台ってまともに買おうとするとけっこう高いし、邪魔になりそうです↓。

ハヤシワックス HAYASHI WAX バイステーブル (バイス付きテーブル)
そこで、ぼくは100均の椅子に滑り止めゴムを乗せただけの台を使っていて、これで十分と感じています笑。

台が準備できたら、ブロンズブラシときしめんみたいに太い輪ゴム、板を固定するための台を用意しましょう。ブロンズブラシは2000円程度で購入できますので、もっていない方はぜひ購入しましょう。

ガリウム(GALLIUM) ブロンズブラシ TU0162 TU0162
汚れ落としのやり方は簡単で、ブロンズブラシを板のソールに押し当てて、トップからテール方向に汚れをかきだすようにブラシをかけていくだけです!やってみると、けっこう黒っぽい汚れが出てくるのがわかると思います。これが滑走面についていた汚れです。汚れが出なくなるまでかきだしてあげましょう!

エッジを研ぐ

目で見た限りではわかりませんが、滑るとエッジが丸くなっています。刃物が使っているうちに切れ味が悪くなるのと一緒です。
なので、エッジを研いであげる必要があります。研がないと、エッジが利かないスキーになってしまい、特に硬い雪を滑るときに苦労することになります。
スキーのエッジは、本格的に研ごうとすると、専用の器具がいくつか必要になって、けっこう大変です。ぼくもやり方は調べて知っているんですが、大変なので諦めました笑。
代わりに使っているのが、「オイルストーン(砥石)」です。ホームセンターで数百円で売っています。詳しいやり方は別記事で書こうと思いますが、研ぎ方は簡単で、オイルストーンを水に浸けて湿らせ、エッジの真横からオイルストーンを押し当てて、滑らすようにして研いで行きます。エッジは板の横側と裏側の2面あるので、裏面からも同様に研いで行きます。裏面を研ぐときは、板のソールまでオイルストーンが当たると傷が付いてしまうので、エッジ部分だけに当たるように気をつけましょう。
研いだ後は、研ぎかすで板が汚れているので、固く絞ったぞうきんでキレイに拭き上げましょう。ほっておくとこびりついて落ちにくくなります。
ホットワックスを塗る
最後にホットワックスを塗って滑走面とエッジを保護しておきましょう。ここでのワックスは、次のシーズンの滑走性をよくすると言うよりは、滑走面とエッジが空気に触れるのを防ぐ役割がメインです。
そのため、スプレーやペーストのワックスでなく、ちょっとだけ手間ですがホットワックスを塗ってあげましょう。
こちらも詳細は別記事で書きますが、意外と簡単で、板を台に乗せて、アイロンを中温にして、板の上でワックスを溶かしながらぽたぽた適量を落とし、後は板にアイロンを当てながらワックスを薄く全体に伸ばしていくというたったこれだけです!!アイロンも家庭用の1000円くらいで売っている1番安いやつで十分です笑。
まとめ
いかがでしたか?
意外と簡単そうじゃないですか???
せっかくのマイスキーなので、大事に長く使ってあげましょうね!!
パパスキーヤーが教える「超簡単なオフシーズンのスキー板のしまい方」
- 水洗いで硫安を洗い流す
- 滑走面の汚れを落とす
- エッジを研ぐ
- ホットワックスを塗る
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