パパスキーヤーのスキー選び「急遽浮上したFischer Ranger 94 FRという選択肢」

パパスキーヤーのスキー選び「急遽浮上したFischer Ranger 94 FRという選択肢」

みなさんこんにちは、パパスキーヤーのYUMARO(ゆうまろ)です。

ここまで、苗場、かぐらと試乗会に参加してきて、ARMADA、K2に絞って板探しをしてきました。

そこで出会ったK2 MINDBENDERの感触がよかったので、センター幅やメタル有無でじっくり乗り比べて、ぼくの滑りでは「センター90mm」×「メタル無し」が1番しっくりくるという結論に至りました。

なので、もう来期はMINDBENDER 90Cで決まりかな?と思っていました。ところが、いろいろ調べていたら、ちょうどぼくの欲しい要素をいいとこ取りした機種が新たにラインナップされることに気がついたんです!

それが、「Fischer Ranger 94 FR」になります。

今回は、この機種がいかに「いいとこ取り」かについて語りたいと思います!

ちなみに、神田にあるフィッシャー・チューニング・ベース東京に、既に2019/2020モデルの展示があることがわかったので実機も見てきました(写真はそこでぼくが撮ったものです)。

Advertisement

Ranger FRシリーズ

まず、Rangerとは、フィッシャーのオールマウンテンモデルのシリーズになります。センター幅が85mm以上で、扱いやすさや遊び要素よりは、どちらかというとパウダー性能や走破性を重視した、メタル入りのしっかりした板が中心のイメージでした。

そのRangerシリーズに、昨シーズンから(?)、フリーライドを意味するFRというシリーズが新たに加わりました。このシリーズは、通常のRangerに対して、メタルが部分的になり軽量化、ツインチップ化といった変化が与えられています。これらにより、従来のRangerよりも扱いやすさや遊び要素がアップしたモデルになっているようです!(残念ながらぼくもまだ乗ったことがないので…)

2019/2020のRangerシリーズ
中央あたりの5本の斜め線が入ったものがFR

19/20ニューモデルのRanger 94 FRが絶妙な理由

Ranger FRは、18/19ではセンター幅が100mmオーバーと85mmしかなく、あまり選択肢が無い状態でした。パウダー重視の人は100mmオーバーでよいのですが、ゲレンデメインの人にとってはちょっと太すぎでした。また、85mmのモデルは入門機的な扱いになっているようで、上級レベルの方を満足させるような板ではなさそうでした。

そんな状態をメーカーさんが課題と思ってくれたのか、間を埋める機種としてRanger 94 FRが来シーズンからラインナップされることになったんです!!

この機種は、センター幅が92mm(なぜ94じゃないのか謎ですが…)で、ツインチップ形状、部分的にメタル入りの軽量構造といったところが特徴です。

これが非常に(ぼくのニーズに)絶妙に刺さったんです。

中央のグレーの機種が94FR

ゲレンデ性能が悪くならない範囲でパウダー性能も期待できるセンター幅92mm

K2 MINDBENDERシリーズの試乗で明確になったのは、ゲレンデで違和感なく滑れるセンター幅は、90mm前後までということです。これ以上になると、いくらいい板でも回しにくさが出てきてしまいます。

一方で、パウダー性能は太いほど上がりますので、パウダーもしっかり滑りたいけどゲレンデも滑りたいってニーズには、90mm前後がベストになるわけです!!

ハードバーンでも安心のメタル入りなのに超軽量

K2 MINDBENDERシリーズの試乗でわかったのが、メタル入りだと高速でも安定するけど地形で遊んだりするにはちょっと重く、メタル無しだと飛んだり跳ねたり遊ぶにはいいけど硬いバーンでちょっと不安………という、どちらかは割り切って諦めなければならない状態でした。

ところが、Ranger 94 FRはメタル入りなのに構造の工夫(「Air Tech Ti」と言うそうです。)によりかなり軽量になっています。177cmで比べるとMINDBENDER90Ti(メタル入り)が2000g近くあるのに対して、Ranger 94 FRは1,850gと、かなり軽量なことが分かりますこの機種はまだ試乗できていませんが、Rangerの他の機種は乗ったことがあって、かなり安定感があったので、安定感はそのままでこの軽さだったらめちゃくちゃ楽しいはず!!

ツインチップ形状でスイッチ(後ろ向きに滑る)も自由自在

ツインチップ形状なのも大きなポイントです(ぼくにとっては)。滑り重視のオールマウンテンモデルって、基本的にツインチップじゃない板がほとんどなんですよ。テールもロッカーになっていて少しは引っかからないようになっているけど、本格的にスイッチで滑ったりトリックを決めたりするには向いてません。

FRシリーズはしっかりツインチップ形状になっているので、かなり楽しめそうだなと思っています!

Advertisement

試乗レビュー

こんな板があるって気づいたのが遅くてぼくは試乗できていないのですが、試乗した感想をレビューしていただいてる方もいらしたのでリンクを貼っておきますね。かなりよさそうです!!

https://skibum.at.webry.info/201904/article_42.html

まとめ

ということで、来期はRanger 94 FRを購入する可能性が高いです!

気になった方はショップをチェック!

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

スキーギアカテゴリの最新記事