パパスキーヤーが教える誰でもできるスキーメソッド「⑧動きのある滑りを手に入れろ!!股関節の使い方」

パパスキーヤーが教える誰でもできるスキーメソッド「⑧動きのある滑りを手に入れろ!!股関節の使い方」

みなさんこんにちは、パパスキーヤーの「YUMARO(ゆうまろ)」です。

いきなりですが、股関節ってどうやって動かすか知ってますか???

普通に生活していると、意識して使うことがないので、どうやったら股関節って動かせるの?っていう人がほとんどだと思います。ぼくもスキーで教えてもらうまでは???って感じでしたから。

そんな日常生活では意識して使わない股関節ですが、スキーでは意識して使ってあげるとすごくスムーズに動きのある滑りができるんです!!

そこで、今回は「股関節の使い方」について考えていきましょう。

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平地で股関節を動かしてみよう

まずは、股関節を意識的に動かしてみましょう。普段意識しないのを意識的に動かすか練習なので、平地でokです。やり方は至って簡単です。

①立った姿勢から片足の太ももを地面と水平になるくらいまで持ち上げます。このとき膝は自然に曲げた状態でokです。

②上げた脚を体の後ろに持っていき、膝が体を中心半円を描くように脚の付け根から前に回しましてきます。これが、股関節の「内旋」の動きになります。内側に旋回する動きなので「内旋」ですね。

③次ぎに、前に回してきた脚を今度は反対に脚を付け根から開きながら、膝が体を中心に半円を描くように後ろに持っていきます。これが、股関節の「外旋」の動きになります。外側に旋回する動きなので「外旋」ですね。

このように脚を内旋・外旋すると、普段動かしてないなというのがよくわかるんじゃないかと思います。日常生活では使わない動きなんです。この動きをよく覚えておいて、雪の上でもやってみましょう。

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外脚は股関節を内旋して板を後ろから前に運ぼう

内旋は、ターン外脚で使っていきます。ターン弧に合わせて、股関節の動きを使って板を後ろから前に動かしていく意識です。躍動感のある滑りには、体に対して板が常に動き続けることが欠かせないんですが、股関節を使うと、この「動き」を出していけるんです!!

内脚は股関節外旋させてターン前半から雪をとらえよう

一方、内脚には「外旋」を使っていきます。外脚が内旋なら内脚はその逆の外旋っていうは単純な話ですが、特に内脚で意識すべきはターン前半の雪をとらえる部分です。ターンの後半から次のターンの前半に入るところで内脚の外旋を意識して、内脚を外側に回して行く動きによってスキーの外側のエッジを立てて素早く雪をとらえます。外脚の内側のエッジにに比べると、内脚の外側のエッジを立てるのは難しく、意識しないと内脚が有効に使えていないことが多いんですが、ターン前半に内脚で雪をとらえられれば、より深く鋭いターンが実現できるのです!!

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まとめ

いかがでしたか?今回は股関節の使い方をテーマにお送りしてきました。普段意識していない股関節ですが、スキーのターンでは意識してあげるとグンと滑りがレベルアップできること間違い無しです!ぜひみなさんも「股関節」の使い方をマスターして動きのある滑りを手に入れましょう。

「⑧動きのある滑りを手に入れろ!!股関節の使い方」

  1. 平地で股関節を動かしてみよう
  2. 外脚は股関節を内旋して板を後ろから前に運ぼう
  3. 内脚は股関節外旋させてターン前半から雪をとらえよう

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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